3か月で10歳若返る!?毎日水を飲み続けた結果…

2021年4月11日2021年4月23日

女優さんやモデルさんは、デジタル放送で鮮明にアップで映されてもいつもお肌がつやつやで綺麗ですよね！

美しさを保つために何をしていますか？の問いに「何もしていない」や「1日に2ℓの常温の水を飲む」とよく言っていますよね。

それを聞いて、はいはい皆が言うやつね～まぁ身体には良いんだろうな～なんて思いつつ、他人事だと思っていませんか？

2ℓって結構多い…
水は味が無いから苦手…
続けるのは難しそう…

と思っている方も多いのではないでしょうか？

今回はなぜ綺麗な人が常温の水を沢山飲むのか、飲むとなぜ若返ると言われているのか、多く感じる2ℓの水を毎日きちんと飲める方法を書いていきます。

どうして1日2ℓなの？

よく「1日2ℓ」とは聞くけど、なぜ2ℓと言われているのかを説明します。

実は2ℓというのは目安で、1日の適切な摂取量は体重1kgに対して水35mlです。

体重45kgの方は1.6ℓ(45kg×35ml＝1.6ℓ)、体重50kgの方は1.75ℓ(50kg×35ml＝1.75ℓ)、60kgの方は2.1ℓ(60kg×35ml＝2.1ℓ)と言うことです。ご自身の体重で、必要なお水の量を計算して始めてください。

ちなみにそれより多く飲んでも大丈夫です。世界一の美肌の持ち主と言われる台湾の女優リン・チンリーさんは1日に5ℓの白湯を飲むことで有名です。

3カ月で10歳若返ると言われている理由は2つ

赤ちゃんの水分量は80％、老人は50％

赤ちゃんの身体は常に新鮮な水分で満たされていて、すごく綺麗なお肌ですよね。逆におじいちゃんおばあちゃんのお肌は、水分が少なくお肌に弾力がなくてしぼんでいるような印象を受けます。色もくすんでいるイメージがありませんか？

理由は体内の水分量にあります。

赤ちゃんの水分量は約80％、老人の水分量は50％と言われています。私たち一般的な成人は60％です。でもあまり水分を飲まない生活を続けていると、体内の水分を確保するために排泄が少なくなり、身体の循環には古い水分が使われ続けるので透明感や若見えとは程遠くなります。

赤ちゃんのようなプリプリのお肌に近づくためには体内の水分量を上げ、積極的に古い水分を排泄することが大切です。

世界的美女が集まるミスユニバースの指導をしているイネス・リグロンも「水を飲まない人で若々しくて綺麗な人は居ない」と断言しています。

新陳代謝が遅くなるから老けて見える

では、お水を飲むと10歳若返ると言われている理由をお話します。それは皮膚と血液の総入れ替えにあります。

人間の身体は日々細胞分裂を繰り返し、古くなった細胞は排出され、どんどん新しい細胞が生まれていきます。お肌では古くなった細胞がどんどん上に押し上げられ、最後は垢となって剥がれ落ちます。それが良く言われている新陳代謝です。

このように皮膚は約1か月(28日周期)で完全に生まれ変わります。

そして血液も同じように、古くなり機能しなくなった血液は最後は排泄物として体外に排出されます。血液は100～120日間で全て入れ替わります。

皮膚は約1か月、血液は約3カ月で完全に新しいものになるのです。全身の循環が良いと入れ替えもスムーズに行われますが、代謝が遅いと垢は剥がれずいつまでもお肌に残ってくすみが目立ち、古い細胞で栄養を全身に届けいつまでも排泄されないでいると、栄養を届けるスピードも遅くなり血色も悪くなるので全体的に老けた印象になります。

10年ほど前エステサロンで勤め始めエステティシャンの資格を取るスクールで講師にとても分かりやすい例え話を教えてもらいました。

室温30℃のお部屋にコップ1杯の水を放置するとどんどん酸化して腐っていきますよね…きっと色も濁って来るし、謎のドロドロした物体も浮いて来て汚くなります…お水を必要量飲まないと適切に循環が行われなくなり、いつまでも古い水を何度もリサイクルして使うしかなくなるので、その放置されて濁ってドロドロの水に循環に使うと考えるとどうですか？皮膚を通して見たとしても綺麗に見える訳がないですよね…

「確かに！！！！！」と思いました。それから自分でも水分を十分に飲む生活を続けています。本当に実年齢より5～10歳は若く見られます。

毎日自分の身体に合った量のお水を飲み、常に新しい水分で身体を満たしてスムーズに循環させることで若々しい見た目を保ちます。また綺麗なお水を好きな量飲めるのはとても恵まれた環境にある人だから続けられることです。豊かな暮らしに感謝しながら毎日続けましょう。

ちなみに10代や20代前半の若い人よりも、体内の水分量が少なくなって来ている20代後半以降の大人の方が若返りを感じやすいです。もちろん若いうちから循環を良くしておくことで細胞が若々しく保たれるので、どの世代にも続けて欲しい習慣です。

なぜ常温の水や白湯が良いのか

常温や体温と同じくらいの温度のぬるま湯、暖かい白湯が良いと言われています。

氷が入った冷たい飲み物だと内臓を冷やしてしまい代謝が悪くなります。胃腸が冷えると消化吸収も遅くなり、便秘になったり腸内環境が悪くなります。

常温の水や白湯を飲み、内臓を冷やさず温めるように心がけましょう。

冷たい飲み物やアイスなどを食べる際は、口の中で温めてから飲み込むようにするか、すぐに温かい飲み物を飲むと良いですよ。

なぜお茶やコーヒーではダメなの？

お茶やコーヒーなどがダメとは言いませんが、2ℓ中2ℓにするのはやめましょう。

体内の構造なので小難しいことは省き分かりやすくお話すると、純粋な水は消化や分解をする必要がないのですぐに身体の循環に使えるのに対して、お茶やコーヒーなど味や色がついている飲み物は水とコーヒー、水とお茶など分解作業が必要になります。肝臓にも負担がかかります。

お茶を2ℓ飲んだ場合は、分解に時間もかかるし、分解された後の水が1ℓ、お茶が1ℓと言うように半分とまでは言いませんがすぐに循環に使える分量が少なくなります。

その為、同じ量を飲むなら純粋な水をおすすめしています。とは言え私はコーヒーが大好きなので1日コップ2杯は飲みます。その分お水も多く飲むようにしています。

ちなみにお酒が好きな方は、お酒と同量の水を飲めば大丈夫です！

アルコールは水分を蒸発させる作用があるので、いつもよりお水を多めに飲みましょう。二日酔いや頭痛は体内の水分不足で起こるので、健康にも良いですよ(^^)その席でお水を飲むのが難しい場合は、寝る前と翌日はいつもより多めに水を飲むことを心がけてください。

「水太りする」は嘘！？

水を飲みましょうとアドバイスすると「水を飲むと浮腫むし太る」と言われることがあります。

断言します！水を飲むことが原因で浮腫んだり太ったりすることはありません！！！！！！！！

ただ普段お水を飲まない方が2ℓ飲み始めると、一時的に浮腫むと感じる現象は起こります。赤ちゃんの水分量は80％、老人は50％の章でお話しした通り、身体は賢いので体内の水分量が少ないと循環に使う水分をリサイクルして使うのでなるべく排出せずに身体に溜めておきます。普段1ℓも飲まない方が急に2ℓ飲んだとしても「次はいつ補給されるか分からないから…」といつものように身体に溜めておきます。それが浮腫んだ…太った…と感じる原因です。

2週間ほど毎日飲んでいると「溜めておかなくては！」という危機感がなくなるので飲んだ分きちんと排出され循環するようになるので、水を飲まなかった頃より浮腫みを感じにくくなります。

体重で言えば単純に毎日2㎏飲むので増えますが、それは贅肉ではなく体内の水分量なので、太ったとは別物です。