ニキビを隠す!炎症を抑えて緊急的に目立たなくする方法

2021年4月24日

「明日は大事なデート」
「久々の女子会♪」
いつもより気合を入れて可愛くなりたい!

そんな時に限って、目立つところに大きなニキビが出来てしまい「何をしても隠せない…どうしよう!」という絶望的なシチュエーション…あるあるだと思います。

今日は、そんなピンチに役立つ、前日から、あまりお金をかけずにニキビを隠して目立たなくするニキビケアのお話です。

目次

絶対にやってはいけないニキビケア

まずは、ニキビの隠す方法の前に、絶対にやってはいけない間違ったニキビケアを紹介します。

間違ったケアを行うと、シミになりずっと消えない痕になってしまいます。

ニキビを潰す

ニキビを潰すとシミになりやすくなります。

通常、皮膚の新陳代謝は28日のサイクルで行われますが、ニキビを潰すと皮膚に刺激が与えられ、正常に皮膚の新陳代謝が行われなくなりシミの原因となってしまいます。

強い殺菌効果のある薬を使う

エタノールなどの強い消毒液をニキビに使うと、殺菌は出来ますが、ニキビの周りの正常な皮膚の組織まで破壊してしまいます。

破壊された皮膚の組織は色素沈着の原因となり、シミになる可能性が高くなります。

ニキビの炎症を抑える基本はコットンパック

コットンパックに用意するものは、以下の3点です。

  • 化粧水
  • 裂けるタイプのコットン
  • ラップ

まず、コットン全体を化粧水でヒタヒタに濡らします。
少しでも乾いている所があると、ニキビに刺激を与えてしまうので、気を付けましょう。

※通常のコットンパックは、パックをする前に内側から外側に向かって塗布しますが、ニキビの場合は刺激になりかねないので、その工程は省きます。

濡らしたコットンを裂いて、ニキビが気になるところに乗せます。

ラップはコットン全体を覆えるサイズに切って、コットンの上からフタをします。

この状態で5~10分ほど待ちます。

以上が、ニキビの炎症を抑える基本的なコットンパックの方法です。

詳しいコットンパックの方法はこちらの記事でも紹介しています。

タイプ別ニキビ対策

コットンパックはニキビの炎症を抑えるのに効果的な方法ですが、刺激を与えて悪化させてしまうこともあります。

赤ニキビ、芯ニキビ、痛いニキビ、かゆいニキビ、小さなプツプツニキビなど、様々なニキビに対応した、タイプ別ニキビ対策とメイク方法をご紹介していきます。

赤ニキビ

赤ニキビの場合は、痛くなければ、コットンパックで炎症を抑えましょう。
いつもお使いの化粧水を冷蔵庫で冷やし、コットンが全部濡れるように、たっぷりヒタヒタに浸します。

「化粧水がもったいない!」という方は、3分の1くらい、精製水を代用すると良いでしょう。(精製水は、ドラッグストアなどで、100〜200円ほどで購入出来ます。)
冷やした化粧水でヒタヒタのコットンを、赤ニキビの上に乗せ、その上にラップをかけて5〜10分ほど放置します。
まだ赤みが気になる場合は、コットンパックの際にラップの上から冷やしたタオルを乗せるとより効果的です。
そのあとは、いつもの様に乳液やクリームで、スキンケアをしてください。

次の日の朝も同様、コットンパックをしておきましょう。それだけで、結構赤みが引きニキビが目立ちにくくなります。

メイクをする際は、コンシーラーとお粉で軽く押さえる程度で、スポンジでこすったり、叩きこんだりしないように注意してください。

芯ニキビ

まず、芯を潰すことは、目立ちにくくなるどころか、ゆくゆくシミの原因にもなりタブーなので、絶対にしないでください!
もし、ふと手が当たってしまったりして、潰してしまった場合は、すぐにコットンパックをしてください。
この場合のコットンパックは、お肌への刺激を弱めるために、化粧水1:精製水3ですることをオススメします。

芯ニキビの場合は、芯部分には触れず、その周りをマッサージして、芯の老廃物を耳の後ろの耳下腺に流し込みましょう。
上手く流せていれば、次の日の朝にはかなり小さく目立ちにくくなっているはずです。
また、メイクをする場合は、芯部分には直接触れず、周りをコンシーラーで隠してください。

小さなプツプツニキビ

小さなプツプツニキビの場合は、内臓の環境があまり良くない証拠です。

毎日2ℓ以上水分を摂り、辛すぎるもの、酸っぱすぎるもの、脂っこすぎるもの、などの「すぎるもの」はなるべく控えましょう。

こちらはメイクで大体隠せるので、体質改善を心がけてください。

痛いニキビ

痛いニキビの場合は、触ったり、髪が触れたりするだけでも刺激になってしまい、更に悪化してしまう可能性が高いので、ニキビの箇所は避けて、いつも通りのスキンケアをすることをオススメします。
でもどうしても、少しでも何とかしたい場合は、鎮静させましょう。

まずは、化粧水を冷蔵庫で冷やし、コットンにたっぷりと染み込ませます。
痛いニキビ部分にコットンパックをし、その上からラップでフタをします。
5分〜15分ほど放置して、手の平でなじませてください。
痛くて、赤みもひどい場合は、コットンパックをしながら冷やしたタオルで覆うなどして、なるべく冷やすことをオススメします。
※触ると刺激になり、悪化してしまう可能性が高いので、あまり触らない方が良いです。

まとめ

明日のデート、久々の女子会♪
ワクワクなハズなのに、ニキビでテンションが下がってしまった方は、まずはこの方法を試してみてはいかがでしょうか?

今回は、ニキビの応急処置の方法を紹介しましたが、ニキビが出来る場所にも意味があるので、普段の生活から体質改善をしていく必要があります。
詳しくは、また後日紹介します!