簡単にできるコーヒースクラブ!その効果とやり方

2021年4月24日

お顔のくすみが気になる時、どのようにケアしていますか?

いつもよりも保湿に時間をかけてみたり、角質を除去するパックを使ったり、エステサロンでピーリングをしたりなど、お手軽なものから、高価なお手入れまで色々ありますよね。

ちなみにくすみの原因は、古くなった角質が剥がれ落ちるはずの周期を過ぎても、そのままお肌の表面に残り続けてしまっているために起こります。

この時期は、暖房による乾燥と外気との温度差などでもお肌が弱るため乾燥し、硬くゴワつきやすくなります。

お肌が乾燥してゴワついている時は、新陳代謝が正常に出来ません。
古い角質が溜まりすぎていると、保湿のための化粧水もお肌に浸透しにくくなり、乾燥とゴワつきの無限ループが生まれます…

私は1週間に1〜2度、角質を除去する泥パックなどで古くなった角質を取り除くケアをしています。

それだけでも大分改善されますが、更に硬くなった角質を剥がれやすく、代謝を良くするために、コットンパックやフェイスマスクも併せて行うようにしています。

今回は、それでもくすみやゴワつきが気になる時に行っているお顔のコーヒースクラブ方法をご紹介します。

目次

お顔のコーヒースクラブ効果と方法

コーヒースクラブの効果

コーヒースクラブとは、挽いたコーヒー豆に、顔につけても良いオイルを混ぜてお顔を優しくこすり、物理的に古い角質(くすみ)を除去する美容法です。

コーヒースクラブの良いところは、コーヒーのカフェイン、ポリフェノール(の一種であるクロロゲン酸)という2つの成分により、美肌効果が高まるという点です。

カフェインは、脂肪燃焼効果が期待できるため、お顔の場合はむくみ解消に繋がります。

ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸は、抗酸化作用によってアンチエイジング、美肌効果、そして殺菌作用によりニキビ予防の効果も期待できます。

そのため、ちょっと勿体ないのですが、飲んだ後の出がらしを使うのではなく未使用の豆を使うことをおすすめします。その方がカフェインやポリフェノールが豊富な上に、コーヒー豆にも油分が含まれているので、美肌効果が高まります。(カフェインレスコーヒーでは、脂肪燃焼効果がないのでむくみにも効果はありません。ポリフェノールは含まれるので、高酸化作用、殺菌作用は同じです)

そしてオイルも混ぜて行うので、お肌をよりふっくらと柔らかくしてくれます。

使用するオイルは、顔に使用して良いものなら何でも良いです。
私は、抗酸化作用や美肌効果が高いエクストラバージンオリーブオイルか、エクストラバージンココナッツオイルを使って行うことが多いです。

無印良品の化粧品の化粧品オイルなども良いです。個人的には抗酸化作用が強いビタミンEが沢山配合されているスウィートアーモンドオイルがおすすめです(^^)

コーヒースクラブは、オイルと混ぜた瞬間から酸化が始まります。作った分は1回で使い切るか、余ったものは処分してください。酸化したオイルがお肌に触れると、お肌も酸化してしまいます。

コーヒースクラブの方法

  1. 細かく挽いたコーヒー豆と、オイルを1:1くらいの割合で混ぜたものを用意しておく(インスタントではなく、ドリップパックなどの豆を使用)
    (画像入れる)
  2. クレンジングを済ませ、顔の水分を拭き取っておく
  3. 目と口の周りを避け、まんべんなく塗る
  4. 全体的にかなり優しくこする(通常のスクラブのようにゴシゴシこすらない)
  5. コーヒースクラブの美肌成分をお肌に浸透させるために、5分〜10分ほど放置しておくとより美肌効果が期待できます(豆の色で茶色くなるので、色が全体的に均一になるように塗るり、出来ればラップで蓋をすると良いです)
  6. タオルかコットンをぬるま湯で濡らし、軽く絞ったもので優しく拭き取る(洗面所などでは、コーヒー豆が排水溝に詰まる恐れがあるので、豆を拭き取ります)
  7. ぬるま湯で十分に洗い流し、いつも通り洗顔をする(オイルがお肌に残りくすみの原因になる場合もあるので、そのまま流すよりも洗顔することをおすすめします)

コーヒースクラブのあとは、こする刺激で少しお肌が弱くなっているので、いつもよりもしっかり目に保湿することをおすすめします。フェイスマスクやコットンパックを併せて行うと、保湿効果が高くなります(^^)

余ったコーヒースクラブで部分痩せ

コーヒーに含まれているカフェインには、脂肪を燃焼させる効果もあります。そのため作りすぎてしまったコーヒースクラブは、お顔のくすみ取りに使うだけではなくボディのマッサージ用としても使えます!

太ももや二の腕、腰周りなどのセルライトが硬くなってしまっている部分のマッサージに使用すると、ほぐれやすくなり、脂肪燃焼効果が期待できます。ボディマッサージの場合も、マッサージ後は全体に馴染ませて5〜10分ほど放置する方が効果を実感できます。

ボディスクラブは浴室で行うことが多いですが、こちらも排水溝を詰まらせてしまうかもしれないので、使用後はタオルかコットンで拭き取ってから洗い流すことをおすすめします。

お顔のスクラブとは違って、ボディの場合はボディソープは使わずにお湯で洗い流すだけでOKです!かなり保湿されるので、お風呂上がりに何も塗らなくても良いくらいのしっとり感に包まれます。ベタつきが気になる場合はボディソープで洗い流した後に、ボディークリームなどでしっかりと保湿してください。

まとめ

簡単にできるコーヒースクラブ、いかがでしたか?

普段飲んでいるコーヒーに含まれるカフェインとポリフェノールの力で、くすみ除去、脂肪燃焼やアンチエイジング、殺菌作用でニキビ予防など、美肌に効果的なコーヒースクラブがお家で簡単にできます。

作りすぎたコーヒースクラブはボディのマッサージに使用し、部分痩せにも効果が期待できます。

コーヒーは嫌いではない限りお家にあるものだと思うので、お顔のくすみやとアンチエイジング、ニキビに悩んでいる方は、エステサロンなどの高額なお手入れをする前に1度試してみてはいかがでしょうか?

お顔のスクラブには、塩、砂糖、泥など他にも種類はあります。
砂糖でのスクラブについてはこちらの記事に詳しく書いているので、あわせてご覧ください(^^)

ブツブツ、乾燥肌、敏感肌の悩み別!自家製スクラブの作り方

スキンケア

Posted by 林檎