ニキビ・乾燥肌に!画像付きアロエパックの作り方と方法
「美肌」とは、ニキビなどがなく潤っていて透明感のあるお肌ですよね。
アロエには美肌に効果的な成分や炎症を抑える成分が含まれているので、乾燥やニキビが気になる方におすすめです。
この記事では、ニキビに効果的な成分・アロエの種類・アロエパックの作り方と、効果的なアロエパックの方法、おすすめのアロエをご紹介します。
アロエの成分と効果
アロエは、美貌と英知を兼ね備えたクレオパトラも愛用していたのは有名な話です。アロエパックや、食した際に得られる美肌成分と効果についてご説明します。
ニキビの炎症を抑えるアロエの主な成分
アロエには、サポニン・アロエチン・アロエシン・アロエウルチンなど、殺菌、抗菌・解毒作用が高い成分が含まれているので、ニキビの発生と悪化を予防する効果が期待できます。
美肌を保つアロエの主な成分
アロエの果肉には、9種の必須アミノ酸、アミラーゼ・カタラーゼ等の酵素、亜鉛・マグネシウム・鉄などのミネラル8種類、ビタミンA、C、E、ビタミンB群、葉酸など、体内の解毒や抗酸化作用に必要な成分が豊富に含まれています。
炎症を抑え、酸化を防ぐ効果が期待できるのでアロエが様々な化粧品に配合されているのも納得ですよね。
アロエの種類
アロエは大きく分けて2種類で、アロエベラとキダチアロエです。どちらも1~2週間に1度のペースでお水をあげるだけなので本当に育てやすいです。
アロエベラ
- 葉が平たくて分厚い
- 葉1枚1枚が大きく成長する
- アロエ独特のにおいが少ない
- 果肉は苦味がなく食べやすいのでアロエパックにも食用にも向いている(市販のヨーグルト等に入っているのはアロエベラ)
- キダチアロエよりも高価
ちなみに私はどちらも育てていますが、においや苦みが少なく調理もしやすいので、食べるのもアロエパックにするのもアロエベラです(^^)身体の内からも外からもケアできるので、美容目的の方には断然アロエベラがおすすめです。
キダチアロエ
- 根っこが木のように見える
- 葉が細く横幅が狭い
- アロエ独特のにおいがきつい
- 苦味が強く美味しくない
- アロエベラと比べて安価
含まれる美容成分は同じなので食用にと挑戦しましたが、苦くて渋くて全く食べられませんでした…
アロエパックを作る際も、葉が細いので調理が結構面倒でした。火傷の際に皮を剥いて貼り付けておくために使っています。
アロエパックの作り方とパック方法
私が日常的にしているアロエパックの作り方と、3種類のパック方法をご紹介します。
アロエパックの作り方
- アロエを株から切り分ける方法は、他の葉を傷つけないようにカットすることです(使う分だけ先を切るか、根元から切って冷蔵庫で保存します)
- カットしたアロエの表面の土や汚れを綺麗に洗います
- アロエを扱いやすい大きさに切り、両端の棘を切り落とします(まな板にアロエの皮の色素が結構つきますが、ハイターなどで落とせます)
- アロエの皮を薄く剥きます(※皮は硬くて果肉はぬるぬる滑るので怪我のないように気を付けてください)
- 皮を剥いたアロエの果肉はこんな感じ
- アロエの果肉を細かく切り刻み瓶に保存する(1週間以内に使い切る)
- 完成したアロエパックはこちら!今回は包丁で切り刻みましたが、ミキサーなどにかけてペースト状にするのもおすすめです
乾燥肌に効果的なアロエパック
基本のアロエパックです。
- アロエパックをスプーンやスパチュラで取り、お肌に塗る(手で触ると菌が繁殖します)
- 5分ほどで乾燥するので、完全に乾燥する少し前に38℃くらいのぬるま湯で洗い流す
- 普段のスキンケアをして完了
毛穴の黒ずみを取り除くのに効果的なアロエパック
このアロエパックは、毛穴の黒ずみが気になる時におすすめです。(週1~2週間に1回程度)
- アロエパックを目が細かいガーゼやふきんで包み、ボウルなどの容器に果汁を絞る
- 果汁にアロエの1/3程度の小麦粉を混ぜる
- 目の周り、口の周りを避け、お顔全体に塗る
- 15分ほど放置してパックを完全に乾燥させる
- 乾燥してカピカピになったら、ぬるま湯でしっかりと洗い流して、普段のスキンケアをして完了
毛穴の黒ずみを撃退したい方におすすめのアロエパック3種類の作り方と方法をまとめた記事はこちらです。
ニキビ・毛穴の黒ずみに効果的なアロエパック
このアロエパックの方法は、毛穴の開き・毛穴の黒ずみ・炎症を抑えたい時におすすめです。
2つめのアロエパックにレモン果汁を加えることでより抗菌作用を高め、ビタミンCによる美肌効果で色素沈着を抑えニキビ痕を残しにくい効果が期待できます。
ただし敏感肌の方はピリつきを感じたり赤みが生じる可能性があるので、その場合はすぐに洗い流しスキンケアを行ってください。
- アロエパックを目が細かいガーゼやふきんで包み、ボウルなどに果汁を絞る
- 果汁にアロエの1/3程度の小麦粉を混ぜる
- レモン果汁を2~3滴加えよく混ぜ合わせる
- 目の周り、口の周りを避け、お顔全体に塗る
- 15分ほど放置してパックを完全に乾燥させる
- 乾燥してカピカピになったら、ぬるま湯でしっかりと洗い流して普段のスキンケアをして完了
筆者おすすめのアロエベラ
自宅で実際に育てていて、定期的にアロエパックをしたり食べたりしています。
↓こちらは育てやすくて(日陰に置いて2週間に1度水をあげる程度)綺麗なアロエです。お洒落でお部屋にも馴染みやすいのでおすすめです↓
アロエ (ベラ) セメント シリンダー型 陶器鉢 アロエベラ 鉢植え 鉢 苗 苗木 観葉植物 送料無料 灰色 灰 グレー ねずみ 丸 ラウンド 価格:2,980円 |
「育てるのはちょっと…」と言う方は、切り身をおすすめします。
↓大きくて肉厚、冷蔵庫で2~3週間持つのとても使いやすいです↓
妊婦、妊活中は注意!成分と使用前パッチテスト
アロエにはニキビに効果的な成分や美肌に効果的な成分が豊富に含まれていますが、アレルギーや妊活・妊娠中の方には注意が必要です。
妊婦・妊活中は注意が必要なアロエの成分アロイン
アロインは、アロエの表皮(緑の皮部分)に含まれる成分で、胃腸を活発に働かせるデトックス作用などが期待できます。しかし、同時に子宮を収縮させる作用もあると言われているため、妊娠を望む妊活中の方や、妊娠中の方は注意が必要です。
肌からの表皮吸収もあるので、妊活中や妊婦の方は素手で調理をする際は気を付けてください。ただし市販の調理済みのアロエにはアロインの処理が施されているので、心配な方はそちらを使用することをおすすめします。
ちなみに私は妊活中にアロエの皮を剥いたり調理する際には、ビニール手袋を2重につけるなど気を付けていましたが、果肉で作るアロエパックは頻繁に行っていました。そこはご自身の判断にお任せします。(無事妊娠出産できました)
アレルギー反応を起こさないためのパッチテスト
自分でも知らなかったアレルギーでアレルギー反応を引き起こし、美肌どころか炎症が起こる可能性があるので前日などにパッチテストを行うことをおすすめします。
まずアロエパックをコットンにたっぷり含ませ、二の腕の内側や太ももの内側などの皮膚が薄く弱い部分に当て、テープなどで固定して30分以上様子を見ます。
その際赤み・かゆみ・痛みなどの症状が現れた場合は、すぐに剥がして十分に洗い流し、症状が治まらない場合は皮膚科を受診してください。自覚症状がなくても、コットンを剥がした時に赤みなどがあればアロエパックは中止しましょう。
まとめ
アロエパックは、全てのお肌トラブルに効果的と言っても過言ではない万能パックです。
特に保湿効果・抗菌効果・美白効果が高いので、乾燥肌やニキビ、くすみにお悩みの方におすすめです。
アロエは安価で手に入りかつ簡単に育てられるので、ご自宅でアロエパックでケアをしたり、食べて中からのケアと併用して美肌を目指しましょう(^^)
美肌に効果的なアロエパックを毎日したい!という方におすすめの記事はこちらです。
アロエパック毎日するのは良くないの?
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