2021年4月24日
誰だって、いつまでも若々しく綺麗で居たいですよね？この記事を読んでいる今この瞬間は、あなたが一生で一番若い瞬間です。
こういう表現をするとゾッとしてしまいますが、こうしている1分、1秒ごとにも、着実に老化は進んでいるのです。
年を取るのは仕方がないことだし、年々老化していくのも、残念ながら仕方のないことです。
ですが、年々老化するスピードをゆっくりなだらかに出来れば、今の若々しい見た目を普通に過ごすよりも長い年月キープ出来ると思いませんか？
今回ご紹介するのは、高級なお化粧品等での外側からのケアではなく、身体の内側から老化予防をする方法です。
抗酸化作用
まず、今回のお話にとても大切な抗酸化作用について説明します。
抗酸化作用とは、呼吸をすることで全身に酸素を行き渡らせる際に、酸素を送り込まれた細胞の一部が酸化力の強い「活性酸素」に変化してしまうことにあります。
この活性酸素が増えると、細胞や血管などを傷付けてしまい、結果的に身体を内側から酸化させてしまうのです。(サビさせる、老化させる等とも言います。)
活性酸素が活発になると、動脈硬化などの生活習慣病を引き起こしてしまうなど、健康被害にもなります。
「身体の内側が酸化する＝老化」
に繋がるのです。
簡単に言うと、林檎を半分に切って、そのまま置いておくと5分も経てば切った断面が茶色く変色してきますよね。それは断面が酸素に触れ、酸化することにより起こるのです。変色した部分を食べても、特に健康に被害がある訳ではありませんが、酸化したことによりやはり香りや味は落ちてしまいます。
このような事が、身体の内側でも起こっていると考えてください。
林檎だと切った断面に塩を塗ると、酸化を促進させてしまう酸化酵素の働きを抑えることが出来るので、酸化のスピードを緩やかにすることが出来ます。
私たち人間の場合は、塩を塗っても酸化を抑えることはできません。が、抗酸化作用の高いものを体内に取り入れることで、活性酸素の働きを抑え、酸化するスピードを緩やかにすることが出来るのです。
この活性酸素を抑えることが、抗酸化作用です。美と健康には、抗酸化作用を高めることが大切だとお分かり頂けたかと思います。
抗酸化作用の高いもの(食べ物編)
ここでは、抗酸化作用の高い食べ物を紹介します。たまに少し食べる程度では、効果を感じることは出来ません。コンスタントに、毎日摂取し続けることが大切です。
バナナ
バナナには、食物繊維が豊富で胃腸の調子を整えるほかに、ビタミン類やアミノ酸も豊富なのです。一日一本を心掛けると良いでしょう。
ただ糖分も多いため、ダイエット中の方は夕食は避け、午前中～お昼ごろに食べることをおすすめします。
緑黄色野菜
トマト、人参、かぼちゃ、ピーマン、ナスなど色の濃い緑黄色野菜です。色が濃いのは、カロチンやリコピン、アントシアニン等の抗酸化作用の高い物質が豊富に含まれているためです。色の濃いお野菜は、積極的に取り入れましょう。
キャベツ
キャベツは表面こそ黄緑色ですが、中身はほとんど白色ですが、緑黄色野菜にも負けず劣らず抗酸化作用が高いのです。
ちなみに、中身がギュッと詰まったものではなく、まだ小ぶりで緩くフワフワとしたものの方が、抗酸化作用が高いと言われています。そのため、春キャベツの時期は要チェックです！
アボガド
抗酸化に大切なビタミンEが豊富に含まれています。また、シミやシワに効果的なビタミンCも含まれているなめ、アンチエイジングのお薬的な食べ物と言われています。
和え物やサラダ、スムージーなどにして積極的に取り入れましょう。
緑茶
緑茶に含まれるポリフェノールは、抗酸化作用が高いと言われています。コーヒーや紅茶、ココアなどにも含まれていますが、緑茶にはポリフェノールのほかに、抗酸化作用の高いカテキンも含まれているためお茶の中では断トツで抗酸化作用が高いです。
何を飲むか迷った際は、緑茶を飲みましょう。
その他にも、抗酸化作用の高い食べ物は沢山あります。今ご紹介したのは、比較的安価に、手軽に手に入れることができるものです。
オススメのものなどは、また更新していきます。
まとめ
今回は、抗酸化作用が高い食べ物で、特に日々の食事にプラスしやすいものをご紹介しました。
何だか最近老けてきた気がする…。
いつまでも若々しく綺麗で居たい。
周りに差をつけたい！
など、美意識の高いみなさん。
老化するスピードを少しでも遅くさせたければ、活性酸素の働きを抑えてくれる、抗酸化作用の高い食べ物を積極的に取り入れましょう。
日本人のお家には必ずあるもので簡単に作ることができる、抗酸化作用の高い飲み物について、近日中にご紹介致します。
