日焼けのためのお肌ケアと、日焼け後に食べると良いもの
もうすぐ夏本番!バーベキューや野外イベント、海に山にと楽しい季節ですね。意外と知られていませんが、なんと5月は年間を通して最も紫外線が多いと言われています。
穏やかで過ごしやすい気温ですが、お肌はダメージを受けやすいのです。夏本番までに紫外線によるシミ、そばかす、加齢を防ぐために強いお肌を育て、夏を精一杯満喫しましょう。
今から集中お肌ケア
春先の一番紫外線が強いとはいえ、夏本番はさらにしっかりとケアをしなければなりません。紫外線の影響を長く受け続け、夏本番にはお肌も疲れているためです。
お肌が弱っている状態で紫外線の影響を受け続けると、肌の奥深くの基底層へのダメージもダイレクトです。
一度、基底層にメラノサイトが出来てしまうと、どれだけ表面からケアをしても、ターンオーバーしても、シミが出来てしまいます。そうならないためにも、今の時期からの集中的なお手入れで、夏の紫外線に負けない強いお肌を育てておきましょう。
乾燥が大敵
お肌が潤っていると、シミ・そばかす・加齢だけではなく、ニキビなど様々な肌トラブルからほぼほぼ無縁の状態だと言っても過言ではありません。
逆に乾燥肌の状態が続くと、お肌は弱り、紫外線の影響はもちろん、シミ・そばかす・加齢やニギビなどの様々なトラブルに見舞われやすくなります。紫外線に負けないお肌を作るには、乾燥対策が一番大切です。毎日のケアに、乾燥対策の一手間をプラスしましょう。
パッティング
洗顔は、たっぷりのキメ細かい泡を顔全体になじませ、しっかりと汚れを落とします。洗顔後のお肌はタオルなどで拭き取らず、すぐにコットンに化粧水をたっぷりつけ、パッティングしましょう。パッティングの方法は、コットンとお肌の間の空気を浸透させるようなイメージで、音がするくらいの力でパッティングします。顔全体を100回以上優しくパッティングしましょう。
パッティングが終わったら、手の甲でお肌に触れます。顔全体がひんやりと冷たくなっていれば、化粧水がしっかりとお肌に浸透しています。
コットンパック
コットンパックは、パッティング後のコットンを使用します。この時、パサパサのコットンでコットンパックをすると浸透するどころかお肌の水分も持って行かれてしまうので、たっぷり化粧水をつけ足しましょう。コットンを4~6枚に割き、目の下から両頬、口周り、鼻筋、おでこなど顔全体に貼り付けます。コットンパックの時間は、5分~30分です。
コットンを貼り付けたままの状態で放置する場合は、5分までに止めましょう。コットンを長くお肌に乗せていると、せっかくお肌に浸透した化粧水がコットンに引き戻されてしまい、逆に乾燥してしまいます。
理想は、コットンを貼り付けた上に、シリコンマスクか、ラップで蓋をし、5~30分かけて浸透させてください。しっかりと水分補給出来ていれば、肌トーンが上がって白くなり、もっちりとした肌触りになります。
コットンパックが完了したら、乳液、クリームでしっかりとお肌を整えてください。春夏秋冬クリームを塗ることをおすすめします。暑くなると、「クリームはベタつく」という理由で省く方も多いと思います。クリームは、水分保持時間を引き延ばすことが出来ます。ベタつきが苦手な方は、せめて夜だけでもクリームまでケアを徹底してみてください。
日焼けに効果的な栄養素
ビタミンC
ビタミンCは、メラニン色素の生成を抑えてくれるので、シミ・そばかす対策に効果的です。
ビタミンCと言われて最初に浮かぶのは、レモンやみかんなどの柑橘系ではないでしょうか?しかし、日焼け対策に柑橘系の果物で摂るビタミンCは絶対にNGです!
柑橘系の果物や野菜のきゅうりには、「ソラレン」が含まれています。ソラレンとは、簡単に言うと紫外線を吸収しやすくする作用があり、摂取すると、活性酸素を大量発生させてしまうのです。
日焼け時のビタミンCの摂取は、イチゴやキウイ、キャベツなどがオススメです。
ちなみに、日焼けをするであろう2時間ほど前から摂取しておくと良いと言われています。ビタミンCは水溶性なので、一度に大量に食べても一定時間で体外に排出されてしまうため、数時間おきに定期的に摂取することをおすすめします。
日焼け後に積極的に摂取すると良い栄養素
ビタミンA
ビタミンAは、抗酸化作用が高く、活性酸素の発生を抑えてくれます。
人参、カボチャ、ほうれん草などに多く含まれます。
-ビタミンE
ビタミンEは、新陳代謝を高めるので、お肌の生まれ変わり(ターンオーバー)を手助けしてくれます。
いくら、うなぎ、モロヘイヤ、アボガドなどに多く含まれます。
リコピン
リコピンも、ビタミンCと同じくメラニン色素の生成を抑えます。トマトは、食べる日焼け止めと言われるほどその効果が高いので、日々の食生活にも取り入れることをおすすめします。
ちなみにビタミンは熱に弱いため、どの食材も出来れば火を通さず生の状態で食べると、より効果的です。
日焼けの大敵、摂ってはいけないもの
バーベキューやイベントなどで欠かせないのは、アルコールです。暑い中飲むビールは格別に美味しいのですが、せっかく摂取したビタミンCを破壊してしまうので、日焼けが気になる方は我慢しましょう。
同じく、ビタミンCを破壊するカフェインを含むコーヒーやお茶、栄養ドリンク等も摂取しないことをおすすめします。
カフェインを含まないお茶や、水などでしっかりと水分補給をしましょう。
まとめ
これからどんどん紫外線も強くなり、日焼けは避けて通れません。今から、毎日のお肌ケアを怠らず、紫外線に負けないお肌を育てましょう。そして、日焼け前、日焼け後には、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、リコピンを積極的に摂取することで、中からも老化を防ぐとより効果的です。
シミ、そばかすは、数年間の潜伏期間があると言われています。今は若くて綺麗な貴方も、油断せずにしっかりとお手入れを続けましょう。今のお手入れで数年後の美が大きく変わりますよ!
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