【即効】たるみ毛穴を目立たなくする方法【セルフケア】

2021年5月11日2021年6月16日

27～28歳位から「最近あまり盛れない…常に顔のコンディションが悪い気がする…たるみが気になるし毛穴も広がった…これが老化…？」と感じ始め、エステや化粧品を変えても一瞬しか良くならないなぁ…と絶望していませんか？

加齢による衰えなら仕方ない…とは思いつつも、「この老け顔と毛穴の開きを何とかしたい！」と思っているあなたに向けてこの記事を書きました。

この記事では、たるみ毛穴が目立つ原因・たるみ毛穴を即効で目立たなくする方法・少し時間はかかるけど毎日続ければ改善していくケア方法など、美容皮膚科医の解説記事も交えつつ今日からでも出来るケア方法をまとめてお伝えします！

たるみ毛穴を目立たなくする方法

毛穴の汚れを取りやすくする蒸しタオル美容法

毛穴に汚れが詰まっていると、たるみケアをして改善しても毛穴を引き締めるケアをしても、物理的な汚れによる毛穴開きは改善されません。毛穴を綺麗な状態に保つために蒸しタオル美容法を試してみてください。

Q ホットタオルで温めるのは毛穴に効く？
A 有効！
毛穴の詰まりが取れやすくなる（美容皮膚科医　シロノクリニック銀座　笠井美貴子副院長）
https://fashionbox.tkj.jp/archives/1032300

美容皮膚科医の先生もおすすめしている方法です。手順は以下の通りです。

フェイスタオルを少し緩く絞り、ふんわりまるめてラップに包み600wで30～60秒加熱(ラップしなくてもお皿に乗せてチンすればできますがタオルの乾燥予防になります)
タオルを開き二の腕の内側に当て、熱くなく気持ち良い温度になっているかを確認し、顔に乗せます
タオルが冷たくなって来たら終了
できれば2～5回繰り返すとより毛穴が開くので良いです

この蒸しタオル美容法は、クレンジング前やメイク前にするのが効果的です。

毛穴の汚れを落とす正しいクレンジング方法

クレンジングはオイルタイプか、バームタイプを選びましょう。毛穴が気になる方にミルクタイプや拭き取りでは物足りないからです。毛穴の汚れは主に化粧品や皮脂汚れに大気汚染などが混ざった物なので、脂汚れはオイルで浮かせる方が落としやすくなります。

クレンジング時間は塗布から洗い流すまでで3分、長くても5分を心がけてください。やり過ぎはお肌に刺激が強くなり乾燥や炎症の原因にもなります。

※人差し指は力が強くお肌にピンポイントに負担がかかるので、基本は中指と薬指の腹を使って優しくクルクルを心がけてください
※ぬるま湯の温度は38～40℃
※アイメイク・唇メイクはポイントオフした状態から解説します

クレンジングを多めに手に取り、まずはたるみ毛穴が気になる鼻と頬に塗ります
全体に塗り広げ、たるみ毛穴が気になる部分を重点的に優しくクルクルします
角栓がポロポロ出てくるので優しくクルクルを続けます
1～2分したら手にぬるま湯を少し垂らし、顔につけ少しづつ乳化させます
全体的に乳化出来たら、ぬるま湯で洗い流します
流れたと思ってから、20回ほど流したら完了です

毛穴の汚れを落とす正しい洗顔方法

とにかくしっかりと泡が立つ洗顔を選びます。ちなみにエステティシャン歴12年の私が最終的にたどり着いたのはなんと…青の牛乳石鹸です。洗顔ネットで良く泡立てて使っています。

※クレンジング後ならそのまま泡を塗布します。洗顔だけの場合はぬるま湯で30秒から1分ほど濡らしておきましょう。
※泡は1度汚れに触れると死ぬと思ってください。
※何故死ぬかと言うと、一度汚れに触れた泡は汚れを包み込んだ状態なので、新しい汚れに出会ってももう持ちきれないのでスルーされます。
※お肌に触れるのは泡のみ。指が当たったら負けです。
※汚れには常に新鮮な泡のみが当たるように洗顔する方法です。

よく泡立てた泡を片手で鼻に置き、泡だけで鼻を触り、10秒ほど細かく前後にバイブレーションさせます
次に忘れられがちなおでこ、あごに新しい泡を乗せ、1か所10秒ほど細かく前後にバイブレーション
次に頬に新しい泡を乗せ、10秒ほど細かく前後にバイブレーション
最後に両手で残った泡を顔全体に伸ばし、泡で皮膚を触りながら10秒ほど細かく前後にバイブレーションで完了です

ほとんどの方は、泡を両手に取り、洗顔のCMでよく見るように頬に泡を乗せて全体を洗うのではないでしょうか？しかも泡をつけているのに指も肌に当てて、新鮮な泡は頬で1回で死んでいます。

上記の正しい洗顔方法を2週間続けるだけで、結構劇的に毛穴汚れは改善されていきます。

毛穴の汚れをごっそり落とすパック方法

毛穴汚れにはクレイパック一択です。1週間に1回～2週間に1回は泥パックを塗りましょう。泥パックは沢山ありますが、注意点は1つ、完全に乾燥するまで待つことです。

洗顔後タオルで拭き、目・口周りを避けて泥パックを塗ります(泥が乾燥するとパックが縮むので目と口周りはシワにもなりやすいので避けてください)
毛穴汚れが気になる鼻、頬、おでこ、あごには分厚く塗ります
泥パックが完全に乾くまで10～15分程度放置(手で触ってもつかない状態)
ぬるま湯を手に取り、パックに徐々に馴染ませながら泥を溶かしていく
乾いた泥がなくなったところで全体を洗い流す
流れたと思ったところから、20回は流して完了

※古い角質やお肌を守っている皮脂なども落としているので、タオルで水気を拭き取った瞬間に保湿してください

たるみ毛穴を目立たなくするスキンケア方法

銀座ケイスキンクリニック院長　慶田朋子先生
「ビタミンCやAなどコラーゲンを増やす成分をお手入れに取り入れるのは、たるみ予防に有効です。保湿しても毛穴は目立たなくなります。たるみ治療を取り入れるのも一案です」
「老化の原因の多くは紫外線。肌深部の真皮層にダメージを与えてたるみを引き起こし、表面の乾燥も招きます。すると、たるみ毛穴が悪化したり、角栓が詰まりやすくなったり。秋も日焼け止めをしっかり塗りましょう」
https://domani.shogakukan.co.jp/245944

ドラックストアなどでも購入できるので、沢山塗ることがおすすめです。特に沢山配合されているものを使いたい方は、デパコスではなく美容皮膚科に相談してください。

たるみ毛穴を目立たなくするお肌のトレーニング方法

皮膚科医　津田攝子先生
美容家　小林ひろ美さん

毛穴は本来、暖かい環境（もしくはリラックス状態）で緩み、寒い場所（もしくは緊張状態）ではキュッと締まるという性質が。皮脂をスムースに出せるのも、その動きがあるからこそ。そこで、温冷刺激を与えることで、毛穴本来のしなやかな動きを鍛えます。
ー中略ー
自宅にある普通のスプーンでも実践できます。
美的.com
https://www.biteki.com/skin-care/trouble/393924

口にお湯を含み温める
氷を入れたコップでステンレス製の大きめのスプーンを冷やし、お顔に当てる
ぬるま湯を入れたコップにスプーンを入れ温め、お顔に当てる
②～③を3～5回繰り返す

更に効果を高めるためには、このトレーニング後に、クリームやオイルを塗る→ラップをつける→蒸しタオルを乗せタオルが冷えるまで数分放置→化粧水をコットンに浸し、浮き上がった汚れや余分な皮脂を拭き取ると良いそうなのですが…結構時間がかかるので、温冷スプーンを交互に当てるだけでも効果大でした。

出来れば毎日すると良いですが、私は週1回ほどでもたるみ毛穴に効果を実感できました。

【即効性抜群】たるみを目立たなくするヘッドスパ方法

髪を濡らさずにできるので、外出先などどこでも行える方法をご紹介します。

こめかみに親指の付け根を当て、大きく3回後ろに回し、最後に後ろに引き上げながら10秒止めます
両手でボールを掴むように指の腹で頭を掴み、耳の上から頭頂部に向けてクルクルと円を描きながら徐々にずらしていきます
同じように次はおでこから頭頂部へ向けてマッサージ、後頭部から頭頂部に向けてマッサージします
両親指を首の付け根に添え、痛気持ち良い部分とその周辺をクルクルとマッサージします
最後に、両手でボールを掴むように指の腹で頭を掴み、頭頂部に向かって上に引き上げるイメージで指を滑らせます
頭頂部で10秒止めます

大体3～10分ほど繰り返していると、頭がポカポカして血行が良くなった感覚になるので、その時に鏡を見ると少し引き上がり、若返った(回復した)印象になります。

こちらの記事では、毎日のお風呂でできるヘッドスパ方法を更に詳しく解説しています。

たるみ毛穴ができる原因3つ

皮脂の分泌量

高脂質・高等質な食事によります。

乾燥による脂性肌

乾燥からお肌を守ろうと、身体の自己防衛機能が働くことで皮脂分泌が活発になることが原因です。

加齢

悲しいですが加齢によるたるみ毛穴は存在します…
化粧品での内側からのケア、マッサージなど外側からのケアで目立ちにくくなるなります。

セルフケアでの限界を感じた方は…

針治療

「針治療は怖い…」と思っている方も多いかと思います。確かに施術中の写真を見ると怖いですよね。私もそうでした。ただ針治療は直接たるんだお肌に刺激を与え即効性も高いので、セルフケアに限界を感じた方にはとってもおすすめです。針を刺して少し筋肉を傷つけることで修復の過程でコラーゲン生成が促されるので引き上がります。

ただ注意も必要で、クリニックのHPを確認し、症例や患者さんの数、口コミが多いところを選んでください！やはり正直先生の腕と経験数にもよるので、症例が多く、口コミが良いと確信できないクリニックはやめてください。