茶クマの原因と5つの治し方
目の下にクマがあると、それだけで疲れ顔に見え、老けて見られることにも繋がってしまいますよね。目のクマには茶クマ、青クマ、黒クマと大きく分けて3種類があり、それぞれのクマによって治し方や予防方法が異なります。
一生懸命ケアを続けているのに、全然改善されない!と悩んでいる方は、もしかすると別のクマの治し方や予防方法を実践しているのかもしれません。
今回は、目のクマの中でも「茶クマ」の治し方について詳しくお話します。
茶クマができる原因
目のクマができる原因はこちらの記事に詳しく書いているので、併せて読んでみてください。
目のクマ、種類別の原因と治し方や予防方法
茶クマができる主な原因は、色素沈着、シミ、くすみ、目への刺激、UVケアが不十分などが挙げられます。
アイメイクが濃いめの方や、ポイントメイク落としを使わずにゴシゴシとクレンジングをしている方、チープコスメを使用し続けている方、UVケアを怠っていた(いる)方は茶クマに気を付けてください。
茶クマの消し方、治し方について
茶クマを治す方法は以下の通りです。
- アイメイクなどの色素沈着をなくす
- お肌のターンオーバーを改善しくすみの原因になるごわつきを解消する(角質ケア)
- 目をこする、触る癖を直す
- 保湿を徹底する
- アイクリームで栄養を補いお肌を柔らかく保つ
- UVケアを徹底する
一つずつ詳しく書きます。出来ることからで良いので、日々のお手入れに取り入れることで茶クマはかなり改善されます。是非実践してみてください(^^)
【治し方その1】色素沈着を抑えるクレンジング
茶クマに悩んでいる方の第一歩は、クレンジング方法を見直すことをおすすめします。
ポイントメイク落としは使っていますか?スキンケアの工程が増えて面倒に感じるかもしれませんが、これを使うのと使わないのでは、目の周りの皮膚への負担がかなり軽減されます。
- 裂けるタイプのコットンを2枚に割く(節約のためなので2枚使ってもOK)
- 1枚に合わせて、ポイントメイク落としをたっぷり染み込ませる
- コットンを1枚ずつ目の上に乗せ、しっかりと密着させる
- 20〜30秒待ち、するんと下方向に滑らせてアイメイクを落とす(すぐにこするより、少しおいた方がメイク汚れが浮くので、肌に負担をかけずに落とすことができます)
- まつげの間や、目のキワなどの細かい部分は、ポイントメイク落としを染み込ませた綿棒で拭き取る
- 次に普段通りクレンジング〜スキンケアを行う
【治し方その2】ターンオーバーを正常に戻す角質ケア
次は、ターンオーバー(新陳代謝)が正常に行われていないために起こる、ごわつきからくる茶クマの方におすすめの角質ケア方法です。
健康なお肌のターンオーバー(新陳代謝)のサイクルは、28日周期と言われています。新しく生まれた細胞が、垢となって剥がれ落ちるのが28日目というのが理想です。28日以降も古い角質が剥がれ落ちずにお肌の表面に溜まってしまうと、お肌は硬く、ごわつきを感じ、くすみが気になります。
お肌を柔らかくし、栄養を補うことでターンオーバーを正常に戻すためのケア方法をご紹介します。
- クレンジング、洗顔を終えたら、まずはスチーマーで蒸気をあて毛穴を開き、お肌の表面を柔らかくします(スチーマーがない方は、ゆるめに縛ったタオルをラップでくるみチンしたホットタオルでもOKです)
- 角質ケア用のパックを使用する(固まらないタイプ)
- 商品の使用時間を守り、ぬるま湯で洗い流す
- 普段通りのスキンケアを行う
【治し方その3】保湿
治し方2と平行して行うことでより効果が実感しやすい方法です。
- 治し方2の3、パックを洗い流した後のお肌に、保湿効果が高い化粧水をたっぷり含ませたコットンでコットンパックをする(この時使用する化粧水は、アルコール不使用のものをおすすめします)
- コットンの上にはラップを乗せるか、百均のシリコンマスクをかぶせ、5〜10分放置すると内側からふっくら潤います
- 普段通りのスキンケアを行う
【治し方その4】アイクリームなどの栄養補給
他の茶クマのケア方法に比べてコストがかかるお手入れ方法ですが、栄養補給することで、ターンオーバーを正常に導きやすくなり、シミを薄くする効果も期待できます。
以下はアイクリームの効果的な塗り方の説明ですが、目元用のパックなどでも構いません。
大体はクレンジング、洗顔、化粧水、アイクリーム、乳液、クリームの順番が多いですが、お使いの化粧品の使用方法に従って貰いたいので使用方法をご覧ください。
アイクリームの効果的な塗り込み方をご説明します。
- 薬指の腹に必要量出します(大体米粒大)他の指だと力が入りすぎるため、適度な力で塗れる薬指で行ってください
- まずは目尻の下側から内側にかけて3点に置きます
- 目尻から優しくクルクルと円を描きながら目頭側まで塗り込みます
- まぶたは目頭から目尻に向けて軽く滑らせて塗る
- アイクリームの滑りが良い内に、3〜4を優しく繰り返して塗り込みます
- 普段通りのスキンケアを行う
【治し方その5】UVケア
茶クマは色素沈着と、紫外線によるシミによるものがあります。
UVケアを怠っていた過去がある方や、ちょっとそこまでのお出かけでは何も対策しない方、室内だからとUVケアをせずに日光を浴びている方は、紫外線によるシミの可能性もあります。
元々色素沈着の茶クマがあると、他の肌部分より黒いので紫外線を吸収しやすいため、UVケアは必須です。
少しのお出かけなら、そこまでSPFやPAが強いものでなくても良いので、1日中家で過ごすすっぴんの日でも、日焼け止め成分が入った下地を使うなど、UVケアの徹底をおすすめします。
まとめ
茶クマの主な原因は、色素沈着、くすみ、紫外線によるシミです。
茶クマの治し方は、スキンケアのアイテムを増やしたり、ゴシゴシこするクレンジングを卒業するなど、今回紹介した方法を出来ることからで良いので、日々のお手入れに取り入れ、徐々に目立たなくしていきます。コンシーラーを塗らなくても良いお肌になることを目標に頑張りましょう!
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