日焼け後のシミ対策に大切なのは保湿と食事

2021年4月24日

夏もすぐそこです。屋外でのイベントや、海やバーベキューやお祭りなどなど、アウトドア活動が増える季節になりましたね!

皆さんは勿論日焼け止めを塗って出掛けると思いますが、2時間おきに日焼け止めをしっかりと塗り直していますか?
また、2時間おきに塗り直していても、やはり日焼けはしてしまっていますよね。

思いっきり遊んだ帰宅後は、疲れ果ててすぐに寝たいところですが…お肌は思っているよりも大ダメージを受けています。

日焼けのダメージは数年後の、シミ、しわ、たるみなどの原因になります。
日焼けをしてしまったら、その日のうちにしっかりケアをして、ダメージを最小限に抑えることが大切です。

今回は、シミができるメカニズム、日焼け後の肌ケア、日焼け後に食べると良いもの・悪いものをご紹介します。

目次

シミができるメカニズム

まずはシミができるメカニズムを簡単にお話しします。
紫外線のダメージはお肌の奥深くで起こります。メラノサイトという細胞がメラニンを生成し、肌を黒くすることで紫外線によるダメージから守るという働きをしてくれています。守ってくれているのですが、結果的にお肌が黒くなり、その部分がいずれシミになりお肌表面に出てくるため、この細胞が働かないようにすることが、シミ対策には必須なのです。

日焼け後の肌表面のケア

保湿

日焼け後は、とにもかくにも保湿が大切です。

日焼けしたその日は、いつものケアだけでは修復が追いつきません。とにかく保湿ケアを徹底しましょう。

肌ダメージも大きいので洗顔の際はいつもより慎重に、手が触れないよう、きめ細かい泡で洗いましょう。

お肌に泡を乗せ、手が触れないように細かくバイブレーションさせると毛穴の奥の汚れも洗い流すことができます。普段の洗顔からこの方法を実践することをお勧めします。

日焼けにより肌トーンが下がるため、ピーリングケアや、角質オフのパックなどをしたくなりますが、お肌に刺激になるケアはNGです。なるべく刺激を与えずに、保湿ケアを徹底しましょう。

洗顔後は、化粧水をたっぷり染み込ませたコットンを顔全体に貼り付け、その上から100円均一などでも購入できるシリコンマスクか、ラップで覆い、20~30分コットンパックをしましょう。

さっぱりタイプ(脂性肌用など)の化粧水をお使いの方は、成分にもよりますが、アルコールが入っていない、もしくは少ない保湿に特化した化粧水の使用をおすすめします。(しっとりタイプ、乾燥肌用など)

これだけで、傷付いたお肌は潤い、少し回復します。

日焼け後の肌内側のケア

ビタミンC配合化粧品

そしてシミを作るメラニンの働きを抑えるために、ビタミンCが多く含まれる美白化粧品で肌の内側を集中ケアをします。

ビタミンCによる美白ケアは夜のみ行いましょう。

日中にビタミンC配合の化粧品を使用すると、余計にシミが増えやすくなるので、必ず夜だけ使うことを徹底してください。(日中使用しても良い美白化粧品もあります。)

詳しくは、また書こうと思います(^^)

日焼け後の肌内側のケア

日焼け後に食べると良いもの

いちご、トマト、アボカド、スイカ、緑黄色野菜を食べることをお勧めします。
これらは日焼け前にも食べておくと、より効果的です。

「赤いくだものが効果的」と覚えておけば、間違いありません。

その赤い色に含まれるアントシアニンやリコピンと、ビタミンCを一緒に摂取することにより、抗酸化作用が高まるため、日焼け後の肌内側には大切な栄養です。

日焼け後に食べると悪いもの

オレンジなどの柑橘系にもビタミンCは含まれていますが、ソラレンと呼ばれる紫外線の吸収を促進する働きを持つ物質を含んでいるため、日焼け前後の摂取は控えた方が良いです。

まとめ

日焼け前後のケアで、シミ、しわ、たるみは最小限に抑える

  • 日焼け後は、こすらず、刺激を与えずに泡のみで洗顔をする
  • コットンパック(20~30分)で保湿ケアを徹底する
  • 夜は、ビタミンC配合の美白化粧品を使用し、メラニンの生成を抑える
  • 日焼け前後には、いちごやトマトなど、赤い食べ物を摂取して、抗酸化作用を高めることで、身体の内側からも美白ケア

これからの季節、日焼けはつきものですが、日焼けケアはその日のうちに!
もちろん日焼けしたその日だけではなく、お肌が落ち着くまで続けましょう(^^)